産業カウンセラーの資格
産業カウンセラーは日本産業カウンセラー協会という社団法人が認定する資格です。
平成12年まで厚生労働省の認定する公的資格で、臨床心理士と並んで歴史・実力・カリキュラムともにお墨付きでした。
官は官に、民は民に? という政策の下、厚労省認定ははずされましたが、その後も公的な案件での人材の
要請などを受け、派遣したりしています。
この産業カウンセラーは、全国で毎年5000人が資格取得をしています。
もともと、人材系の企業であったり人事部であったり、相談業務を行っている人は、産業カウンセラーの資格を仕事の役に立てることができますが、そうでない人もたくさんいます。
産業カウンセラーとして就職したい、そう考える方もいらっしゃいます。
産業カウンセラーのニーズは年々高まっているものの、企業側で新しく専任の人間を雇うとか、相談室を設けるとか、そういう余裕はぜんぜんないものですから、産業カウンセラーの採用枠としては多くないのが現状です。
産業カウンセラーという資格を取っただけで、臨床の経験がなければ、少ない枠に応募するのも勝算がうすいわけですが、肝心の経験を積む場というのがなかなかなく、ジレンマは大きいです。
このあたり、心理学科専攻の大学生と状況は似たり寄ったりですね。
心理学科卒であっても、学部のみで大学院を出ていなければ、やはり心理系・カウンセリング系の就職はほぼないと言えます。心理学科は、ほぼ理論を学ぶところであって、学部の4年間はカウンセリング実習なんてやらないところのほうが多いですので、当たり前と言えば当たり前ですよね。
